◇◆ 行程 ◆◇
  ■1日目   出発〜松本編
小田原駅(ムーンライトながら)  ⇒  名古屋駅  ⇒  豊橋駅(飯田線)  ⇒  岡谷駅  ⇒  松本駅  ⇒  城山展望台  ⇒  信州健康ランド
  ■2日目   長野〜野沢温泉編
村井駅  ⇒  善光寺  ⇒  野沢温泉
  ■3日目   地獄谷温泉編
野沢温泉  ⇒  地獄谷野猿公苑  ⇒  地獄谷温泉後楽館
  ■4日目   小布施編
地獄谷  ⇒  小布施駅  ⇒  日本のあかり博物館  ⇒  長野駅  ⇒  直江津駅(ほくほく線)  ⇒  越後湯沢駅
  ■5日目   越後湯沢〜群馬〜帰宅編
越後湯沢駅(ぽんしゅ館)  ⇒  高崎駅  ⇒  山田かまち水彩デッサン美術館  ⇒  前橋駅  ⇒  群馬県庁
  ■6日目
前橋駅(在来線)  ⇒  帰宅

出発〜松本編

照明という分野に興味を持ち、転職を決意。資格を取り、学校に通い、3月で会社を退職。
この頃の僕はこういう状況でした。
まとまった時間と余裕ができたので、長野にある「日本のあかり博物館」を訪れる目的のもと、最近久しくやってなかった鈍行ツアーをやろうと思い立ち、旅のプランを立てました。

ムーンライトながら。東京〜大垣間で運行する、乗車券と格安の指定席券のみで乗車できる快速夜行列車。
学生や旅人に人気の電車で、僕も長いことお世話になってきました。以前はJR東海の豪華な車両が使われていたのですが、2009年3月に東海が撤退してからはJR東日本のこんなボロボロの車両が使われるようになりました。
さらに、毎日運行していたのがいつの間にか臨時列車になり。様々な紆余曲折がありましたが、やはり僕はながらが好きなので、今回の旅はながらの運行期間に合わせて行程を組みました。
鈍行ツアーをやる上で、乗りたい電車がありました。それがこの飯田線。
愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶローカル線で、秘境駅があることで鉄道ファンにも人気の路線。
時間が早すぎるので、ながらで名古屋まで行き、在来線で豊橋まで折り返して飯田線に乗車。
本長篠で乗り継ぎ。いきなり待ち時間50分(笑)
いい天気です。ですが、花粉症の僕はこの時期あまり長いこと外にいられません。
仕方ないので待合室でぼけっと待つことにしました。
東海地方限定の缶コーヒー。その名も「ジョージア でら!珈琲 ほんのり甘いブラック」
甘いブラック。どういう味か想像がつくでしょうか。えぇ、けっこう普通にまずかったですww
飯田線の有名な駅、小和田(こわだ)駅。
駅自体は静岡県にあるのですが、愛知、長野、静岡の県境が駅のすぐそばにあります。
ここもいわゆる「秘境駅」で、駅の近くには集落や施設がなく、また車道もないのでクルマで近づくこともできません。
てか、そんなとこに駅作るなよ…。
本長篠から電車に揺られること3時間弱、天竜峡に到着。
2011年8月、川下り船が転覆、5人の死者を出すという傷ましい事故が起きた天竜川の川下り。
あれは静岡の業者(天竜浜名湖鉄道)でしたが、長野にも同じような業者があるんですね。お客さん、激減しただろうなぁ、と。勝手にそんなことを心配してみました。

天竜峡から電車に揺られること3時間半、ようやく飯田線を走破。実に豊橋から8時間半もかかりました(笑)
長すぎだよ、飯田線…。
それから中央線に乗り換え、松本へ。
松本市にある、城山公園。
松本市内を一望できる高台で、駅から少し距離がありますがこんな夜景を観ることができます。
しかしまぁ、3月末とは言えここは長野。風が強い日で、防寒対策が不十分だったこともあり本気で風邪ひくかと思いました。

この日は、塩尻にある信州健康ランドで泊まりました。まぁ、仮眠室ですけどね。僕はここの健康ランドの会員なので、入館料が割引になるんです。