 
マカオ観光編
三日目はマカオ観光に行ってきました。マカオには世界遺産がたくさんあるのではじめから行く予定だったのですが、いくら夜景がメインだからと言っても、香港だけで3泊4日はさすがにもたないんですよ。
昼間に時間を持て余すことはほぼ必至。
 行きは尖沙咀のフェリーターミナルから。8時のフェリーに乗って、9時15分頃到着。近い。
行きは尖沙咀のフェリーターミナルから。8時のフェリーに乗って、9時15分頃到着。近い。ここでマカオについて少し。香港と同じく、中国の特別行政区のひとつで、旧ポルトガル領。公用語は広東語とポルトガル語で、有名なのはなんと言ってもカジノでしょう。
香港と同じく入境事務は独立しているので、出国手続きと入国手続きがここで発生。同じ国なのにめんどくさいよ(´・ω・`)
 さて、フェリーターミナルからタクシーに乗ってセナド広場へ。
さて、フェリーターミナルからタクシーに乗ってセナド広場へ。ここから世界遺産めぐりスタート。
「マカオ歴史市街地区」として、22の歴史的建造物と8つの広場が2005年に世界遺産登録されました。
ここセナド広場は街の中心地にあり、マカオを代表する広場となっています。波模様の石畳が印象的。
 仁慈堂大楼。セナド広場内にあります。
仁慈堂大楼。セナド広場内にあります。1569年にアジア初の慈善福祉施設として設立された建物で、現在は一階が公証役場、二階が博物館になっています。
 聖ドミニコ教会。
聖ドミニコ教会。1587年に建てられた木造の礼拝所が、1828年に教会として再建されたと言われています。
しかし、旧ポルトガル領だけあって、マカオにはヨーロッパ的な建造物が数多くありました。
フェリーで1時間の香港とは文化も景観もまったく異なります。なんて言うかちょっとしたカルチャーショックw
 盧家屋敷。
盧家屋敷。貿易商の盧さんの屋敷だそうな。建造物として非常に価値があるそうです。
 カテドラル(大堂)広場。
カテドラル(大堂)広場。 海外はマカオで四ヶ国目ですが、やはり日本車はどこに行ってもよく見かけますね。
海外はマカオで四ヶ国目ですが、やはり日本車はどこに行ってもよく見かけますね。 はじめ、マカオ観光はパンダバスやマイバスのような日本人向けのオプショナルツアーに申し込もうと思ってたんですよ。
はじめ、マカオ観光はパンダバスやマイバスのような日本人向けのオプショナルツアーに申し込もうと思ってたんですよ。しかし、参加したいツアーが最少催行人数二名で断られてしまったので自力で行くことにしました。
 カテドラル(大堂)。かなり大きい教会です。
カテドラル(大堂)。かなり大きい教会です。結果的に、ツアーは高いし行く場所が限られてるので、自分で行ったほうがはるかにメリットがありました。時間の制約もありませんしね。言葉なんてなんとかなります。実際問題。
 さて、マカオの世界遺産でおそらく一番有名なのがこの聖ポール天主堂跡。
さて、マカオの世界遺産でおそらく一番有名なのがこの聖ポール天主堂跡。おぉ、確かになんかすごい迫力。
 ん?なんかおかしくないか…
ん?なんかおかしくないか…ちょっと横から見てみようか。
 うすっ…。
うすっ…。何やら火災で焼け落ちてしまったそうなのですが、まるでだまし絵みたいだw
ついでに後ろにも回ってみよう。
 まるで後ろに倒れそうなのを鉄骨で支えてるみたいw
まるで後ろに倒れそうなのを鉄骨で支えてるみたいwいや、きっと往時は素晴らしい教会だったのでしょう。今は見るも無残な姿でしたが。
 ナーチャ廟。聖ポール天主堂跡のすぐ横にあります。
ナーチャ廟。聖ポール天主堂跡のすぐ横にあります。完成は1888年ですが、当時、疫病が発生したときにその厄払いとして建てられたんだとか。
 さて、次の世界遺産へ。少し歩きます。
さて、次の世界遺産へ。少し歩きます。しかしマカオの住宅はずいぶんカラフル。ポルトガル領だったことがよく伺えます。
明らかに香港ではなかった光景。
 正面に見えるのが聖アントニオ教会。
正面に見えるのが聖アントニオ教会。婚姻を保護する神と崇められ、多くのポルトガル人がここで結婚式を挙げたそうです。
 カーザ庭園。かつてこの一帯の地主だった富豪が建てた邸宅の跡地。
カーザ庭園。かつてこの一帯の地主だった富豪が建てた邸宅の跡地。門が閉まっていたので中には入れませんでした。
 プロテスタント墓地。英国、米国の宣教師など約150人が永眠しているようです。
プロテスタント墓地。英国、米国の宣教師など約150人が永眠しているようです。 Fitは海外ではJazzってゆうんですね。
Fitは海外ではJazzってゆうんですね。ウィングとエアロつきでアルミまで履き替えてるのがなんだかかっこよくて写真撮ってしまいました。
 モンテの砦。かつてマカオ最強の防衛線だったそうで、大砲、軍部宿舎の他、兵器工場や貯蔵庫もあったそうですよ。
モンテの砦。かつてマカオ最強の防衛線だったそうで、大砲、軍部宿舎の他、兵器工場や貯蔵庫もあったそうですよ。で、この高台から見える悪趣味なカタチをしたクリーチャーは、グランドリスボアホテルという超高級ホテル。
 ここには何があったのでしょうか。
ここには何があったのでしょうか。ちなみに奥に見えるのはマカオ博物館。
 これがその砲台。現在はレプリカが設置されています。
これがその砲台。現在はレプリカが設置されています。 カジノ王だかなんだか知りませんが、金にモノを言わせた悪趣味なホテルを見てたらだんだんムカついてきたのでこんな構図で写真を撮ってみたww
カジノ王だかなんだか知りませんが、金にモノを言わせた悪趣味なホテルを見てたらだんだんムカついてきたのでこんな構図で写真を撮ってみたww撃て〜!!(-_-x)
 高台からマカオの町並みを望む。
高台からマカオの町並みを望む。奥にぼんやり見えてるのはマカオタワー。
 さて。マカオと言えばエッグタルトという代表的なスイーツがあるのですが。
さて。マカオと言えばエッグタルトという代表的なスイーツがあるのですが。タルト生地とカスタードクリームが奏でる絶妙なハーモニー。
と言えば美味しそうに感じますが、ちょっと油が多かったかな。まぁ、美味しかったですよ。
 午後も歩かなければいけなかったのでレッドブルを注入。
午後も歩かなければいけなかったのでレッドブルを注入。見慣れない色だなぁと思ったら、「SUGARFREE」と書いてある。当時はまだ日本では販売してなかったんですよねこれ。
そうそう、マカオの通貨ってパタカと言うんですが、香港ドルが普通に使えます。なので、香港ドルで買い物するとパタカがお釣りで返ってくるのですが、困ったことにこのパタカが香港じゃ使えないんです。
だから、小銭はマカオ滞在中に使い切るしかありません。
 セナド広場を基点にして、午前中は北側の世界遺産をめぐりました。午後は南側をめぐります。
セナド広場を基点にして、午前中は北側の世界遺産をめぐりました。午後は南側をめぐります。セナド広場の南側にある民政総署。その言葉から何となく想像できますが、行政事務を行っていた場所です。
 中庭が非常にいい雰囲気です。
中庭が非常にいい雰囲気です。 三街會館。
三街會館。商人たちが集まる場所であり、かつ寺院的な役割も果たしていたんだとか。
 さて、次のエリアに向かいます。
さて、次のエリアに向かいます。歩いてて思ったのですが、僕はマカオの街並みがけっこう好きです。というか気に入りました。
 聖オーガスティン教会。
聖オーガスティン教会。フィリピンから来たスペインの聖オーガスティン修道会が、修道院を建てたことがはじまりだそうです。
その後、現在の位置に移動し付属教会が建てられたとのこと。
 ドン・ペドロ5世劇場。
ドン・ペドロ5世劇場。1860年にできた、中国初のオペラハウス。
なんとなく大原美術館に似てます。雰囲気が。
 聖オーガスティン広場。
聖オーガスティン広場。いいですね。こんなところで優雅に読書でもしてみたい。
 ロバート・ホー・トン図書館。
ロバート・ホー・トン図書館。元は香港の大富豪の別荘だったようです。
 聖ローレンス教会。
聖ローレンス教会。1569年頃にイエズス会によって建立されたそうです。そして1846年、再建されて今の石造りに。
 聖ヨセフ修道院及び聖堂。
聖ヨセフ修道院及び聖堂。ここは、聖ポール天主堂跡と並ぶ、中国バロック建築の代表例。
さすがに歩き疲れたので、中に入って少し休憩しました。
 けっこうなペースで歩いてたので、予定より早くマカオ観光を終えることができました。
けっこうなペースで歩いてたので、予定より早くマカオ観光を終えることができました。結局、30ある世界遺産のうち、24ヶ所回りました。たぶんツアーだったら10ヶ所も行けなかったでしょう。
バスでフェリーターミナルに戻り、ふたたび香港へ戻りました。
心残りなのが、エッグタルトのおかげでまったく腹が減らなかったのでポルトガル料理を食べられなかったこと。
