知床後編

知床観光二日目。この日は朝から好天にめぐまれました。
まず、知床五湖へ。
文字どおり五つの湖があり、順番に一湖、二湖、三湖、四湖、五湖。やっつけ感満載の名前が素敵すぎます(笑)
けっこう広いみたいです。一周3.0km。でもこの距離で90分はいくらなんでもかかりすぎだと思う…。
まずひとつ目、一湖。
もう素晴らしいの一言に尽きます。
知床峠もこれぐらい晴れてくれればよかったのに(愚痴)
続いて二湖。
これがまた一湖以上に素晴らしかったです。
ちょうど湖面に山が映りこんで逆さ富士のようになっていました。
知床五湖は、ヒグマの良好な生息地。夏は活動期なので、こうなることが多いんだそうです。
それにしても、ヒグマのすみかに普通にお邪魔させてもらってるわけですからね。ホント、すごいとこに来たなぁって感じです。
帰りのバスまで時間があったので、八景のひとつ夕陽台に行ってみました。
昨日のオロンコ岩(途中)からの夕日も綺麗でしたが、ここから見る夕日もまた綺麗だっただろうなぁ、と。
滞在がもう一日長かったら、たぶんここに来たでしょう。
民宿まで戻ろうと歩いてたら、すごい数のシカがいました。あたりには、普通に民家。このあたりのワイルドさというか自由な感じがさすが北海道だなぁと思いました。

民宿のご主人に挨拶と荷物を預かってもらったお礼を告げ、14時00分発のバスに乗り込みます。
知床に来るまで二日弱かかってるのに、滞在時間が一日半。わけがわかりませんねw
バスを途中下車し、オシンコシンの滝を見てきました。
プユニ岬はバスの車窓からでしたが、なんだかんだで知床八景コンプリートしてしまいました。
なかなか変わった滝でした。近くまで行けるのでけっこうな迫力。
途中からふたつに分かれているので「双美の滝」とも呼ばれているとか。日本の滝100選に選ばれているそうです。
バスに揺られること40分。知床斜里駅に到着。
鉄道を利用する場合、ここが最寄駅になります。
車窓から見た網走原生花園。
網走に到着。駅前にこんなものが!やっぱり監獄の街…。
網走から特急オホーツクに乗車。
特急オホーツクは、札幌〜網走間を走る特急。
なんですが、五時間以上かかります。網走発が17時18分で、札幌着が22時36分でしたから。
いやぁ、どんだけ広いんだ北海道。
当時、地元の友人が出張で札幌に住んでいたのでこの日は泊めてもらいました。
札幌駅で落ち合い、そのまますすきので酒盛り。
ビールと海の幸が最高に美味しい夜でした。