後編

名古屋最終日。この日も旧いまちなみをめぐってきました。
訪れたのは白壁エリア。名古屋城の南東約1.5kmにあるところで、元々は江戸時代、武家屋敷があった場所でした。
そして明治以降は、政財界人の居住地としてモダンな邸宅が立ち並びます。トヨタやソニーの創設者が居住していたほどですから超高級住宅街ですね。
たまたま戦禍を免れたため、黒塗りの塀や近代洋風建築が数多く現存しており、市の町並み保存地区に指定されています。
景観を保護するため、マンションの入口と塀がすごいことになってます。
というか、門と塀が先にあってあとからマンションができたのだと思いますが。
料亭、「か茂免(かもめ)」。
高そうだなぁと思ってぐるなび見てみたらだいたいコース料理が3万くらいでした。
庶民には行けません(´・ω・`)
アーカンジェル迎賓館。式場っすね。
主税町(ちからまち)長屋門。
武家屋敷の門です。江戸時代のものが、当時の位置のまま残されています。
文化のみち二葉館。
日本初の女優と言われた川上貞奴が大正時代に住んでいた和洋折衷の建築を名古屋市が移築復元しました。
文化のみち橦木館(しゅもくかん)。
大正末期に建てられた、陶磁器商井元為三郎の旧邸宅だそうです。残念なことに工事中で中には入れませんでした。
旧豊田佐助邸。発明王として有名なトヨタグループの創始者、豊田佐吉の実弟の邸宅です。
故春田鉄次郎邸。
1階がレストランになっているようです。
カトリック主税町教会。
明治20年、士族屋敷を改造して建てられた教会。
大森家住宅。大正5年頃の建築物です。

これにて名古屋のまちなみ散策は終了。
最後に、熱田神宮へ。
名古屋と言えばこの熱田神宮。
三種の神器の1つ・草薙剣を祀っている神社として有名です。
今年は伊勢神宮の式年遷宮で盛り上がっていますが、実は熱田神宮もかなりの歴史があります。
実に創建1900年。
熱田神宮の大楠。樹齢1000年、弘法大師のお手植えだとか。
幹には穴があって、中に入るとトトロに会えるそうです。嘘ですよw
せっかくなので宝物館にも入ってきました。
神話についてはそんなに詳しくないのですが、ひとつだけ勉強になったのが、日本武尊の妃である弟橘媛が身投げをして海を鎮めた伝説が横須賀の走水神社であるとのこと。へぇー。

帰りもまた鈍行で。読書しながらのんびり帰りました。
おなかすいたので豊橋で駅弁購入。豊橋と言えばやはり豊川稲荷。
日本一うまい稲荷寿司と称されるこの駅弁、確かに絶品でした。

基本的に炎天下の中歩き回っていたので、今回はかなり過酷な遠征でした。
水分の摂取量が割と本気で異常でした(笑)
雨降らなくてよかったですが、よりによってこんな酷暑のときじゃなくていいのに。夏は好きですが、暑すぎるのもちょっと考えものですね。
まぁ体力つけろよって話ですが。