別府〜しまなみ海道〜帰宅編

九日目。ついに残すはあと二日となりました。
この日、九州に別れを告げ、ついに本州に戻ります。
朝から別府の地獄めぐりをしてきました。
スタートは血の池地獄。まぁ、そのためにわざわざ駐車場で寝てたんですけどね(笑)
酸化鉄や酸化マグネシウムを含んでいるのでこんな色してるんだとか。
しかしホントに血に見えなくもない。子どもとか泣き出すんじゃないのか。
血の池地獄の売店にこんなTシャツが。
将来、結婚相手が鬼嫁だったらこのTシャツを着ようと思いますw
お次は龍巻地獄。
龍巻地獄は、要は間欠泉。
30〜40分間隔で地中の熱水が勢いよく噴出します。
三つ目はかまど地獄。
かまど地獄一丁目。
ここは一丁目から六丁目まであり、一、四、六丁目は熱泥の池。その温度、なんと摂氏90度。
落ちたら普通に死ねます。
三丁目。こんな綺麗な色してますが、85度あります(笑)
透明からコバルトブルー、エメラルドグリーンと色が変わるそうです。幻想的ですね。
六丁目。以前は灰色だったのが、年々色が変化してこうなったそうです。
鬼山地獄。別名「ワニ地獄」ともいい、温泉の熱源を利用してワニを飼育しています。
鬼さんがいました。ちょっとメタボ体型…?
おっと!別府にもあったんだ…秘宝館!
秘宝館は、性にまつわる古今東西を展示してある資料館で、僕は熱海で行ったことあるのですが、交際前や、女の子が純粋なカップルはかなり気まずい思いをするレベルの高い場所です。
あ、別府の秘宝館は2011年5月15日で閉館になったみたいです。このわずか八日後ですね。
五つ目。白池地獄。温泉熱を利用した熱帯魚館があり、ピラルクやピラニアを飼育しています。
六つ目。山地獄。
山のあちこちから噴気が上がっているので山地獄。ここも、熱源を利用して動物を飼育しています。
カバとかゾウとか。
七つ目。海地獄。
ここは別府地獄の中で最大。いきなりこんな庭園がありました。
ちょうどツツジが見頃で、なかなかいい感じでしょ。
このコバルトブルーの色は、硫酸鉄によって出るらしいです。
綺麗だけど、温度は98度。間違っても手を突っ込んだりしないようにしてください(笑)
八つ目。最後です。鬼石坊主地獄。
灰色の熱泥がぼこぼこと沸騰しています。温度は99度。
坊主頭に似ていることからこの名前になったとか。

地獄めぐりは、8地獄共通券2,000円を購入することをおすすめします。(公式サイトに1割引の券があります)
ただ、全体的に見ると少し離れている場所に点在しているため、クルマやバイクなどのほうが効率よく回れると思います。

さて、フェリーで四国へ渡るため佐賀関へ向かいます。
佐賀関と言えば、関サバ、関アジで有名な場所。
というわけで、お昼には迷わず関サバ丼を。
国道九四フェリーで、愛媛の三崎港へ向かいます。所要時間は70分。
これが乗ったフェリー。八日間もの長い間九州にいたので、離れるときはなんだか寂しい気持ちでした。
また来ます。バイバイ九州!

愛媛に入り、ちょっと寄り道しました。 内子町というところにある、田丸橋。全国的にも珍しい屋根付橋です。
ひょんなことからこの橋の存在を知り、ずっと行きたいと思っていたので今回行くことができてよかった。
坂の上の雲のロケ地にもなったみたいですね。
いいですねぇ、周りの景観ととてもよくマッチしています。
屋根付橋と言えば、僕は好きな映画の「マディソン郡の橋」を思い出します。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープのラブストーリー。いい映画ですよ。
さて、四国からいよいよ本州へ。
休日高速1,000円が終わるとあって、今回絶対走りたかったしまなみ海道。
だってまともに走ると4,700円もするんだもん。
走れてよかったんだけど、途中から雨が降ってきて、尾道に着く頃には土砂降りでした。
旅の間、ほとんど雨に降られなかったんだけどなぁ。最後の最後で降られちゃいましたね。
尾道ラーメン。お店は違いますが、中国地方制覇のとき以来、4年ぶり。
この日は、尾道をはじめ三ヶ所で夜景撮影を予定していたのですが、雨天のためすべて中止。
倉敷で温泉に入って、そのまま高速に乗って帰ることにしました。
で、意識が飛び始めたので桂川PAで緊急ピットイン。だいぶ東へ進めました。

十日目。過去最長の旅も、いよいよ最終日。あとは帰るだけ。
連休最終日だけあって、渋滞もまったくなし。快調に高速を走って帰路につきました。

佐賀、長崎、大分と3県加算し、いよいよ残すは熊本、宮崎、鹿児島だけとなりました。
このときは、達成は来年だろうなぁと思っていたのですが、その後事態は思わぬ方向に向かうことになり、結局お盆休みに達成することになります。
詳しいいきさつは九州その2をご覧くださいませ。