◇◆ 行程 ◆◇
  ■1日目
青森駅  ⇒  函館駅  ⇒  摩周丸  ⇒  新島襄海外渡航の碑  ⇒  北海道第一歩の地碑  ⇒  はこだて明治館  ⇒  ハリストス正教会  ⇒  函館山  ⇒  赤レンガ倉庫群
  ■2日目   後編
太刀川家  ⇒  旧ロシア領事館  ⇒  旧函館区公会堂  ⇒  旧イギリス領事館  ⇒  中華会館  ⇒  相馬株式会社  ⇒  五稜郭  ⇒  湯の川温泉

前編

この年の9月、ついにクルマのローンを完済。賞与も、一応出るようになり。
一年ほど、こっそり転職活動をしていたのですがそれも一区切りつき。
さらに、8月に一眼レフカメラを購入。元々、趣味でよく夜景を見に行っていたのですが、本格的に撮り始めるようになりました。
じゃあ、ちょっくら世界三大夜景の函館山でも見に行ってこようか、と。

移動にお金をかけないスタイルは変わらず。ぶれません、自分w
一番効率がいいのは、青森まで夜行バスで行って特急で函館入り。これだと午後から観光できそうです。
青森に着いたらまさかの雨。函館は大丈夫だろうか…。
特急まで時間があったので、青森駅付近を散策。
青函連絡船で実際に活躍した八甲田丸。時間がなかったので入りませんでしたが中は博物館になっています。
朝食に。八甲田牛しぐれ煮弁当。青森駅で購入。
電車旅に駅弁は欠かせません。
特急スーパー白鳥で函館へ。
青函トンネルは二度目だったのでまったく感動がありませんでした(笑)
駅弁食べたらずっと読書してました。
函館駅。いつの間にか雨も上がっていました。この天気なら今夜は大丈夫そうです。
函館駅のすぐ裏手。ともえ大橋を望む。
冬の雲ってなんか重そうですよね。
青函連絡記念館の摩周丸。明治41年から昭和63年まで就航していたそうで、中は往時のままに再現されています。
なんだろう…ものすごく昭和の香りがする(笑)
少し歩くと赤レンガ倉庫群に着きます。
ここといい、洋館が立ち並ぶ光景といい、来て実感しましたがやっぱり函館と横浜って似てます。歴史的背景が同じですからね。
1864年、弱冠21歳の新島襄は新しい知識を求めるため、国禁である密航をここ函館の地で成功させます。
そして10年間海外で学び、帰国後同志社大学を興したとのこと。
生き様がかっこよすぎるぜこんちくしょうw
明治維新以降、内地の人々が函館(北海道)に来るようになるのですが、上陸して最初の一歩を記したのがここだそうです。
函館山が見えます。この、函館山に向かっていきなり坂道が始まる光景がなんと言っても函館の特徴でしょう。
まず、右側のカラフルなお店ですが、ラッキーピエロというハンバーガー屋さんです。
函館だけで展開されているいわゆるご当地バーガーですが、ご当地バーガーランキングで全国第一位に選ばれたそうです。
左側のお店はハセガワストアという、函館地区を中心に展開しているコンビニで、函館名物の「やきとり弁当」を販売しているショップ。
というわけでこれがそのやきとり弁当。
14時にホテルにチェックインして、遅い昼食。
何の変哲もないやきとり弁当ですが、侮ることなかれ、これが本気で美味かった!恐るべし、ハセガワストア。
荷物が軽くなったところで観光第二部スタート。
こちらは明治館といい、明治44年に郵便局として建てられたレンガ建築。
現在は、ガラス工房とみやげ屋になっています。
オルゴールやガラス製品がおもに売られています。レトロでおしゃれな空間。
1階が普通のおみやげ屋だったかな。
ハリストス正教会。ロシア風ビザンチン様式だそうな。
建築のことはよくわかりません(´・ω・`)

さて、この旅のメインイベント、函館山に向かいます。
山麓から山頂までは、ロープウェイでたったの3分。
世界三大夜景の函館山。海岸線が両サイドから陸地をえぐりとるような不思議な光景、さすがに素晴らしい夜景でした。
さすがに祝日だけあって、展望台が殺人的に混んでました。
というか、中国人多すぎ…。
この年、中国人の訪日観光ビザ要件が緩和されたため、日本各地で爆発的に中国人観光客が増加したんですよね。
下山後、赤レンガ倉庫群に行ってきました。
クリスマスイルミネーションのイベントがやっていたのでこちらも併せて撮影しようと。
ちょっとした桟橋があったのでそこからこの写真を撮ったのですが、ポケットから手袋を出すときに一緒に入れてたレンズケースがうまい具合に立ったまま落下、そのままコロコロ転がって津軽海峡に吸い込まれていきました
嗚呼…il||li _|‾|○ il||li
仕事が終わったのでようやく夕食。
函館と言えばイカそうめんが有名。
地ビール。 函館…というか北海道に来て寿司を食べないわけにはいきません(`・ω・´)
嗚呼…幸せ♪
素敵なライティング。照明って見てるだけで癒されます。
この後、さらに夜食に函館ラーメンを食べる予定だったんですが、さすがに満腹なのと少し疲れたのでそのままホテルに戻りました。