徳島編

あけましておめでとうございます。
2006年の幕開けを徳島で迎えました。が、起きたら何か体がおかしい。
全体的にけだるく、頭もぼうっとしている感じです。これはまさか…
まずはじめに、眉山に行きました。2007年に映画にもなりましたよね、あの眉山です。
本当は朝いちで阿波踊り会館に行くつもりだったんですが、寝坊して行けなかったんですよ。
ところが、行ってみたら閉館日。そのぶん睡眠時間に使えたので本当についてました。
眉山からの眺め。(北東方面)
東〜南東方面。
快晴、抜けるような青空です。

その後、うずしおを見るために鳴門へ。
事前に下調べをして、大潮の時間帯に観潮船を予約していました。

しかし、鳴門に向かうあたりからいよいよ体の調子がおかしい。
自己診断では、風邪による発熱。いや、たぶん間違いない。
でも、予約してるしせっかく徳島まで来たんだ。しかも天気も最高。
ムリしてでも行かなきゃたぶんあとあと後悔することになる。
鳴門のうずしお。
なんとなくうず巻いてる感じがわかると思います。
寒風が吹きつける中、デッキで写真や動画を夢中で撮ってたのですが、完全に自殺行為でした。今思えば。
千畳敷展望台。鳴門海峡と大鳴門橋を間近で見ることができる場所です。
こんな風に。圧巻です。

このあと、高速バスで神戸まで行き、在来線を乗り継いで、そして大垣からまたムーンライトながらで帰る予定でした。
しかし、鳴門で残りのHPを使い果たしてしまい、もう身動きすら取れないような状況に陥ってしまいました。
バスを待つ大塚国際美術館のベンチでぐったりと横になり、ただただ寒さに震えていました。
測ったわけではありませんが、たぶん40℃近くまで行っていたような気がします。それぐらいの体調でした。
元旦だけあってバスはガラガラだったので、運転手さんにお願いして二席使わせてもらい、ずっと横になっていました。
大鳴門橋を渡り、ついに淡路島初上陸!というタイミングだけは気合いで起きてシャッターを押しました。

一人旅先で、しかも家から遠く離れた場所で体調不良になると、本気で心細くなるんですね。このときそれを知りました。
インフルエンザじゃなかったのがせめてもの救いですが、もしこれがクルマ旅だったら旅の続行自体不可能となってしまっていたでしょう。
これ以後、旅行前後の体調管理、特に睡眠に関してはしっかりと気を使うようになりました。

バスが新神戸行きだったので、終点まで乗せてもらい、そのまま新幹線で帰りました。もちろん新幹線車内もずっとぐったりしてましたが。
初めての長期一人旅は、ほろ苦い思い出となりました。