◇◆ 行程 ◆◇
  ■1日目
押上駅  ⇒  押上界隈  ⇒  京島界隈  ⇒  柴又帝釈天  ⇒  矢切の渡し  ⇒  水元公園  ⇒  舎人公園  ⇒  野毛山公園



浅草近辺をうろついてきたのがつい三日ほど前の話。
なんですが、あまりに天気がよかったので、この日も急遽まち歩きに行くことにしました。

どうせなら、うんと下町なところに行きたい。下町の中の下町。ザ・キング・オブ下町。
調べたところ、墨田区にある京島地区が候補にあがりました。
「大地震の際、東京で一番危険な町は京島二丁目」なんていうくだりで紹介されていたら、そりゃ興味を持つなというほうが無理な話でしょ。
というわけで三日ぶりのスカイツリーw
押上駅で下車し、真下から見上げました。いやぁ、高いなぁ。
スカイツリーが建つ押上地区も、それはもうれっきとした下町。
こういう昭和臭のする建物が、けっこう残ってるんですよね。新しい家に紛れ込むようにして、ひっそりと建っています。
「ダットサン販売所」
東京オリンピックの頃にはすでに建っていたんじゃないかってツッコミを入れたくなるような強烈な建物がありました。
何よりすごいのが、この自動車屋さんが現在も営業しているということ。
明治牛乳の文字がいい味出してます。
その背後にはそびえ立つスカイツリー。新旧のコラボレート。
東武亀戸線の線路を越え、いよいよ下町の爆心地、京島二丁目地区に足を踏み入れます。
うん、震度3で倒壊するレベルだww
この酒屋もずいぶん老朽化してます。
この不動産、ちゃんと営業してるみたいでしたよ。築30年は軽く超えてるんだろうな。
二丁目⇒三丁目⇒一丁目と歩きましたが、大地震で一番危ない町というのがよく理解できました。
ちなみに危ないというのは、「建物倒壊危険度」が高いという意味です。
いつ首都圏直下型地震が起こるかわかりませんが、そう遠くない未来のような気がします。
このような問題は、行政と住民がしっかり話し合って対処していかなければいけないと僕自身は思います。
でも、建て替えるにしても、経済的な問題だったり家の問題だったりいろいろあるわけで、簡単な話でもないわけですが。
下町は好きですが、ただ見るだけではなく、このような問題点にもきちんと目を向けなければいけないと思いました。

さて、京成曳舟から電車に乗って、柴又へ向かいました。
寅さんで有名な下町柴又ですが、行ったことがなかったのでついでに行くことにしたというわけなんです。
実は「男はつらいよ」シリーズって一度も見たことないんですよね^^;
だから、「寅さんで来た」わけじゃなくて「ただ来た」っていうだけの話だったり(笑)
おもちゃ博物館なるものがありました。
そんなにそそられなかったので中には入りませんでしたが。
寅さんの実家のモデルになったと言われている髙木屋老舗。
ここの名物は草だんご。
これがその草だんご。
一本150円。地味に高い。きっと50円はネームバリューだと思うw
帝釈天の参道。いい感じです。
帝釈天にやってきました。
寅さんシリーズが好きな人はきっと感動するシーンだと思うのですが、特に感動もなく(汗)
つくばいだと思うのですが、御神水と書いてあるので飲み水か?
えぇ、実際飲んでも大丈夫な水です。というか、この水、硫黄の香りがするんですよ。
よくわかりませんが名水のようで、遠くからこの水を求めて来る人もいるんだとか。

帝釈天近くの柴又公園に、矢切の渡しという、都内で唯一残る渡し舟があります。
約150mの船旅で料金は100円。対岸は千葉の松戸です。
それにしても、近所のおっさんがチャリでやってきていかにもバイトでもしてますと言った雰囲気は一体どういうことなんだ(笑)
でもこの辺のアバウトさが下町っぽくていいですね。
新柴又から金町までバスで行き、水元公園まで歩きました。
僕のコンデジ(DSC-TX10)には背景ぼかしなどというハイカラな機能がついてるので、ちょっとカメラで遊んでました。
菖蒲がなかなかキレイでしょ。
僕には違いがよくわからないのですが、この時期はハスや睡蓮が見頃を迎えます。
水元公園に行ったのもこっちが目的だったのですが、まだ菖蒲のほうがキレイだったかな。っていうレベルでした。

この後、睡蓮を求めて舎人公園にも行ったのですが、水元公園よりぱっとしなかったので特に収穫もなく。

夜に友人と会う約束があったので横浜へ移動。伊勢佐木町で夕食を食べ、時間があまったので野毛山公園に行ってみました。
それにしても今日は相当歩いてるな…。
野毛山公園の展望台。
展望台からの夜景。
みなとみらい地区、ベイブリッジ、遠いですがマリンタワーまで見えました。
近景の住宅がメインなので、普段あまり見ないタイプの夜景でちょっと新鮮。

もうどれくらい歩いたかわからないぐらい歩いたけど、今日は撮影機材を置いてきて身軽だったのでかなり楽でした。
たまにはコンデジで出かけるのも悪くないなぁなんて思いましたよ。
おしまい。