◇◆ 行程 ◆◇
  ■1日目   前編
おぎのや  ⇒  横川駅  ⇒  碓氷峠  ⇒  妙義山  ⇒  榛名山  ⇒  奥利根温泉
  ■2日目   後編
奥利根温泉  ⇒  赤城山  ⇒  長瀞  ⇒  正丸峠

前編

僕の好きな漫画に「頭文字D」っていうのがありまして。
まぁ、走り屋漫画なんですけどね。本来なら若葉マークであるはずの18歳の少年(藤原拓海)が、父親のAE86(スプリンタートレノ)で名だたる走り屋を次々に負かしていくというお話。
そしてこの作品に登場する峠はすべて実在するんですよ。

というわけで、もみじ狩りついでにその峠めぐりをしてきたっていう話です。
正直、頭文字Dを読んだことある方でなければ半分くらいは理解できないかもしれませんが、そこら辺はご容赦ください(笑)
東名⇒首都高⇒外環⇒関越⇒上信越と走って松井田妙義ICで下ります。圏央道が開通していない時代はこんな大回りしないと関越に乗れなかったんですね。本当に便利になったと思います。
で、この釜めし。有名なのでご存知な方も多いのでは。おぎのやの「峠の釜めし」。元々は駅弁ですが、今はわりとどこでも手に入るようです。
ちなみにこの釜を持って帰ると、ご飯を1合炊くことができます。便利です。
このおぎのやの看板の前の駐車場。池谷先輩と真子ちゃんが出会った場所です。
残念ながら青のシルエイティはいませんでした(笑)
信越本線の横川駅にて。急勾配の碓氷峠を登るため、昔はこの補助機関車を連結して横川〜軽井沢間を走行していました。(長野新幹線開通にともない廃線)
電車を連結する待ち時間に客をもてなしたのが上で紹介したおぎのやの釜めしなんですね。
余談ですが、この横川〜軽井沢間廃線のせいで、青春18切符ユーザーは碓氷峠を越えることができなくなりました。
碓氷峠のめがね橋。
Cの121地点。
碓氷峠でいちばん難易度の高いコーナー、として作品に登場します。
これがC121のコーナー。コーナー入口から出口までドリフトしっ放しで抜けて行くことができるのは地元でも真子ちゃんだけなのに、初めて走るよそ者の拓海がいきなり成功させてしまった場所です。
碓氷でのバトルのスタート地点。ちょうど、群馬と長野の県境に位置します。

このあと妙義山にも行ってみたのですが、作品で登場した場所がいまいちよくわからなかったのでその足で榛名山へ向かいました。
榛名山の山頂には、カルデラ湖の榛名湖と榛名富士があります。ちょうど紅葉が見ごろでした。
作品で登場する「秋名」がここ「榛名」のことで、ここだけが唯一実名でない地名となっています。
ここが秋名でのバトルのスタート地点。
作品中で大きな意味を持つ5連ヘアピン。拓海が得意のミゾ落とし(ミゾ走り)をやるコーナーです。
このあと走りましたが、なるほど、確かにタイヤを引っかけられそうなミゾがありました。

伊香保から渋川市内に抜け、関越でさらに北上し、この日は奥利根温泉で一泊しました。
で、秋に群馬の山中なんかに泊まりに行ったもんだから、夕食がまたきのこづくし。
しいたけ、まつたけ、しめじ、えのき、まいたけ、なめこ、エリンギとまぁ皆さん勢ぞろいで。
まさにきのこ王国。完全に群馬を舐めてました。

あ、ひとつ言い忘れてましたね。

僕きのこが大の苦手なんですよ…。